2012年07月14日

妖怪カウンセラー(ケース@〜C)

やくもです。


今回の「中央のネタ帳」のテーマはズバリ






「妖怪」






人間のカウンセラーとその助手が妖怪向けの相談所を開き、そこにやってくる妖怪たちとのやりとりを描いたショートショートです。







はっきり言って







すごく






シュールです。






覚悟はよろしいでしょうか?







さあ、妖怪カウンセラー、はじまりはじまり〜。











「妖怪カウンセラー」
作:やくも



ケース1「のっぺらぼう」
のっぺらぼう
いやあぁぁぁ!(のっぺらぼう、泣き叫びながら事務所に駆け込んでくる)

所長
のっぺらぼうさん?!どうしたんですか?

のっぺらぼう
わ、私の!顔が!なくなったんです〜!

助手
最初ッからないでしょ。





ケース2「お皿事件」
お菊
いやあぁぁぁ!(お菊さん、泣き叫びながら事務所に駆け込んでくる)

所長
番町皿屋敷のお菊さん?!どうしたんですか?

お菊
わ、私の!お皿が一枚足りないんです〜!

助手
だから、最初ッからないじゃん!

お菊
そ、そうじゃなくて・・・お皿が8枚しかないんですよ!

助手
げっ、本当に一枚ないわけ?

所長
うーん、いったいどこにいってしまったんでしょう?

河童
いやあぁぁぁ!(河童、泣き叫びながら事務所に駆け込んでくる)

所長
河童の三平くん?!どうしたんですか?

河童
あ、頭のお皿をはずして乾かしてたら・・・お皿が二枚になっちゃって・・!

お菊
あ、それ私のお皿。

助手
犯人お前かよ。






ケース3「女心に気をつけろ」
花子
あーあ、あたしの人気ももう落ち目な感じがするんですよねー。

所長
確かに・・・。以前と比べると学校の怪談ブームは下火になってますしね。

花子
はー。今じゃ誰もあたしのこと知らないんだろーなー。

助手
(帰ってきて)あ!あなたは!

花子
えっ!あたしのこと知ってんの?!

助手
知ってますよー!有名人じゃないですかー!

花子
うっそー!マジでうれしーんだけど!

助手
本当ですか?「トイレの花子さん」。

花子
(凍り付いて)なぜ・・・なぜ・・・名前の前にトイレをつける・・・。

所長
ああ、彼女が一番気にしていることを・・・。

助手
(戸惑って)え?「トイレの花子さん」って本名じゃなかったんですか?

花子
その穢れた名を二度と口にするなー!(助手を吹っ飛ばす)

所長
女性に対して「トイレ」はないよ。「トイレ」は。




ケース4「メリーさんの電話」
助手
先生!呪いのフランス人形メリーさんがケータイを充電させてほしいそうです。

所長
どうぞどうぞ。充電器お貸ししますから、ぜひ使ってください。

メリー
よかった〜!大切な電話の真っ最中だったんですよ〜!

助手
へえ、どんな?

メリー
私を捨てた女の子に電話して、「私、メリーさん。今、あなたの後ろにいるの」って言ってやるつもりで・・・。

助手
やっぱ貸さない。



続く・・・。


posted by chu-o at 15:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 中央のネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は「泣き叫びながら事務所に駆け込んでくる」っていうシチュエーションが好きです^^
Posted by thip at 2012年07月14日 22:41
実は花子さんやメリーさんも最初は泣き叫ぶパターンでした。
Posted by やくも at 2012年07月15日 20:12
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