2012年06月06日

「ストーリーウォーズ」 第3章



「ストーリーウォーズ」



脚本:やくもカチンコ

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第三章 「反乱軍の隠れ家」



ヤギ:どうも納得いかない・・・。なぜ、あんな人殺しを信じられる!


ガヴ:そりゃ、昔の旦那のことだろ?今の旦那は違う。俺みたいな道端でくたばってるガキを親父みてえに面倒見てくれたからな。もし、旦那が帰ってこないとしたら、そりゃ旦那が死んだときだ。旦那のいないこの世に未練はねえ。そのときは煮るなり焼くなり好きにしていいぜ。


白雪:ほう、見上げた忠誠心だな。うまく利用されてると思ったことはないのか?


ガヴ:おい、姉ちゃん。あんた疑うの好きだなー。継母さんといろいろあったからかい?


白雪:・・・・・。


ガヴ:旦那は口癖でよくこう言ってる。『誰もが生まれ変わることができる』ってな。・・・あんたらに言いたいのはそれだけだね。


ヤギ:貴様、言わせておけば・・・。


白兎:大変でございます!姫様!


白雪:どうしたの?!


白兎:女王陛下が街に火をつけました!街が燃えております!


ヤギ:な、何?!街には母さんが!


白兎:たった今、ドワーフが助けに向かいました!


白雪:そうか。なら彼に任せて我々は・・・。


ゴリ:そいつらはもう帰ってこないぜ。俺の部隊と鉢合わせだったからな。


白雪:ゴリアテ将軍?!


白兎:な、なぜあなたがここに?!


ゴリ:街の一大事となれば反乱軍も動く。おかげであんたたちの居場所が分かりましたよ。


ヤギ:そんなことのために・・・うぉー!!


(軽くふっとばされるヤギ。)


ゴリ:おやおや、もしかしてお前、あの「吊り橋トロール」を殺ったヤギ野郎かい?どんな豪傑かと思ったらその程度とはがっかりだぜ。


白雪:家族のことで混乱していなければ、あなたなど彼の敵ではない!彼だけではないわ!反乱軍全体を混乱させ、冷静さを失わるために!ただ、それだけのために火を!


ゴリ:ハッハッハッ!私に言われても困りますねえ。私はただ命令されただけですので。文句があるならば義母上様に申しあげたらよろしいでしょう。さあ、白雪姫様、城へお戻りください。


白雪:・・・くっ。




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第四章 「援軍登場」 へつづく・・・
posted by chu-o at 00:46| Comment(4) | TrackBack(0) | 中央のネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする