2012年05月31日

「ストーリーウォーズ」 第2章


「ストーリーウォーズ」

脚本:やくも
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第二章 「再会」


三蔵:さあ、みんな。アンデルセン王国に着いたようですよ!


八戒:本当ですか〜!お師匠様、アンデルセン王国には、『お菓子の家』っていう名前のうまい店があるんですよ!息抜きに食べに行きませんか?


悟浄:あのなあ、八戒。俺たちはさあ、三蔵様に仕える身だろ?そんな俗世間なんかに関わっていられないよ。


悟空:けっ!おい、沙悟浄!てめえのセリフまじめ臭くってあくびが出るぜ!まあ、八戒もさすがに『うまい店知ってますよ』は確かにありえないよな。まるで、水戸黄門のうっかり八兵衛じゃねーか!


三蔵:お前たち、ケンカはそれくらいにしておきなさい。それにしても、ここがアンデルセン王国・・・なんだか古い知り合いに会いそうな予感がしますねぇ。


悟空:やれやれ。また、お師匠様の虫の予感だよ。


悟浄:でも、兄貴。お師匠様の勘って結構よくあたるじゃないか。
バルト:そこにいらっしゃるのは、もしかして三蔵様では?!


三蔵:あなたは・・・なつかしい!三十年ぶりですね、バルト!


バルト:覚えていてくれましたか。光栄です。


八戒:誰だい、兄貴?この狼?


悟空:おめえらが旅に加わる前に、お師匠様に仏の道を教えてくれってすがりついてきたやつだよ。確かあんとき、泣きながら悔い改めてたっけ。ふーん、あの様子じゃあ、お師匠様の教えをずっと守ってきたみてぇだな。律儀なヤツだねぇ。


バルト:三蔵様、いろいろとお話したいことはあるのですが、今の私にはやらねばならぬ
ことがあります。いずれ、またお目にかかることもあるでしょう。それでは。


三蔵:おまちなさい、バルト。あなたもしや、死ぬつもりなのではないですか?
(バルト、一瞬ひるんだような顔を見せる)


悟空:あのー、お師匠?なんでそんなこと分かるんです?


三蔵:目を見れば分かります。


悟空:はぁ。


バルト:そんな、私はただ・・・。


悟浄:待った!今、あんたに術をかけた。嘘をついたら鼻がのびるから、すぐ分かるよ。


八戒:あっ、なつかしー。沙悟浄の『ピノキオの術』だ。


悟空:お前、こういう小細工じみた術は得意だよな。


バルト:(ため息)三蔵様のお付きの方々にはかないませんね。実は・・・。


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第三章 「反乱軍の隠れ家」につづく・・・



posted by chu-o at 12:50| Comment(1) | TrackBack(0) | 中央のネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月24日

「ストーリーウォーズ」 第一章

みなさん

こんにちはかわいい


今日は

やくもさん眼鏡脚本第二弾!をお披露目しますぴかぴか(新しい)


第二弾は最終章を含め、7回に分けられています!


ぜひぜひ

お楽しみくださいるんるん





「ストーリーウォーズ」


脚本:やくも


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ナレーター

アンデルセン王国は大きく揺れ動いていた。女王による圧制により、人々はあえぎ、苦しんでいた。

国の将来を案じた皇女・白雪姫は継母である女王に諫言するも、聞き入れられず、逆に疎まれて追放されてしまう。

いっそうひどくなる王国の現状に業を煮やした白雪姫は反乱軍を組織し革命を計画していた。
 
二人の旅人がこの国に訪れたのは、ちょうどそのときだった。

年老いた狼の男バルトと一人の少年ガヴローシュの登場から物語ははじまる。

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第一章 「贖罪の旅人」


ガヴ:ずいぶん、荒れた国ッスね〜。ここがバルトの旦那の故郷なんですか?


バルト:そうだ、ガヴローシュ。昔は清らかな水と緑にあふれた豊かな国だった。


ガヴ:ったく、何年前の話なんだか。これじゃあまるで、灰色の国もいいとこッスよ。


バルト:灰色の国か・・・。人々の心も灰色に曇ってなければいいのだが。


ガヴ:あーはいはい!暗い話はここまで!とりあえず宿探しましょーよ。こんな荒れたとこで野宿したんじゃ、盗賊に襲ってくださいって言ってるようなもんですから。


(わらわらと、何人か登場)


ガヴ:ほら、言わんこっちゃない・・・。


白雪:抵抗しなければ命までは取らない。質問に答えてもらおう。お前たちは何者か?


バルト:声が若いな。しかも女とは。 


ヤギ:さっさと質問に答えろ!


ガヴ:あせんなって、兄ちゃん。俺の名前はガヴローシュ。正真正銘旅のもんッスよ。


白雪:どうかしら。最近は女王側のスパイも変装がうまいみたいだから。


バルト:なるほど。つまり、お前たちがうわさの反乱軍というわけか。


白雪:あら、私たちもずいぶんと有名になったものね。


白兎:どうされます?我らのことを知っている以上、このまま帰すのも危険です。


ガヴ:おいおい、ウサギのおっさん。物騒なこと言うんじゃねーよ。


バルト:我々は女王側の人間ではない。これまでずっと国外に出ていた。


ドワフ:証拠もないのに信じろとでも?ワシらドワーフはそんなんじゃ納得せんぞ!


バルト:私が何者か分かれば、私の言ってることが真実だと分かるはずだ。


ガヴ:旦那?!まずいって!こんなやつらにバラしたら・・・!


白雪:そなた、何者だ?


バルト:今はバルトと名乗っている。だが、若いころは別の名前があった。『白い牙』という無法者の名前に覚えがあるだろう。それが私の真の名だ。


白雪:お前が?!三十年近く前にこの国で暴れまわった、あの伝説の殺人鬼か?!


ヤギ:探したぞ・・・貴様こそ、俺の兄さんと姉さんたちの仇!!お前が奪った六人の子ヤギの命!忘れたとは言わせん!


ガヴ:旦那、本当にいろいろやらかしちまってたんだなぁ・・。全然、信じられねえ。


バルト:今さら、逃げようとは思わない。皆に私の裁きをゆだねるつもりで、ここに帰ってきた。だが、もう少し待ってほしい。やらなければならないことがある。


ヤギ:何を寝ぼけたことを!貴様はここで俺が!


白雪:待て。この男は確か相当な剣の使い手。ここで無理矢理取り押さえるのは危険だ。


白兎:しかし姫様、逃がすのはもっとまずいことになりませんでしょうか。


白雪:うむ・・・バルトと言ったな。裁きをゆだねたいというのは本当か?


バルト:無論だ。やるべきことをすませれば、必ずこの首を渡そう。

白雪:ならば、その間その少年をこちらで預からせてもらう。そなたが帰ってこなければ、そなたの罪は少年が背負うことになる。


ガヴ:よっしゃきた!こうなりゃこっちのもんだぜ!バルトの旦那、帰ってこなくていいから、さっさと逃げちまえよ!


バルト:馬鹿を言うな。遅くとも明日までには戻る。


ガヴ:あーあ、旦那ったらやだね〜。なんかもう死ぬ気満々って感じじゃん。


白雪:ところで、バルトとやら。そなたの用事とは一体何なのだ?


バルト:少女を探している。・・・いや、もう三十年近く前の話、もう既に誰かの母親になっていてもおかしくない年だろう。いつも頭に赤い頭巾をかぶっていた少女だ。


ドワフ:赤頭巾のことかいの?そいじゃまさか・・・。


バルト:知っているのか?!


白雪:確かに彼女は人の母親に違いない。・・・ここに行け。その少女に会えるだろう。


バルト:ありがたい!では、この子をそれまで頼む。


(バルト退場)


ヤギ:赤頭巾とどんな間柄かは知らんが・・・本当に彼女に会いに行ったのなら、生きて帰ってはこれまい。


ガヴ:はぁ?おい、ヤギの兄ちゃんよぉ、どういうこったい、そりゃ?


白雪:赤頭巾とは私の母のことだ。母といっても血はつながっていないが・・・。端的にいえば彼女こそ、このアンデルセン王国に君臨する女王だ。



第二章「再会」へつづく・・・・



posted by chu-o at 13:26| Comment(1) | TrackBack(0) | 中央のネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月23日

(*゚ロ゚)멋있다!! 


※(멋있다 → モシッタ:かっこいい)




<今日の韓国語>

ドラマ「イ・サン」の名シーン 第41回 「無謀な戦い」より



허나 나는 싸울 것이다.                    しかし、私は戦うつもりだ。

(ホナ ナヌン ッサウル コシダ)

내가 싸우는 것은                       私が戦うのは

(ネガ ッサウヌン ゴスン)

내 자신의 안위를 위해서가 아니라            私の身の安全のためではなく、

(ネ ジャシネ アヌィルル ウィへソガ アニラ)

이 나라의 위하는 것이다.             この国のためなのだ。

(イ ナラエ ウィハヌン ゴシダ)

하여 조선의 국본인 나는                   だから、朝鮮の世孫である私は

(ハヨ チョソネ ククポニン ナヌン)

불가능한 싸움늘,                       不可能な戦いを、

(プルガヌンハン ッサウムル)

질지도 모르는 싸움을,                    負けるかもしれない戦いを

(チルチド モルヌン ッサウムル) 

하려는 것이다.                          しようとするのだ。

(ハリョヌン ゴシダ)





※世孫(国本):世子。王の後継者




たった数百人で数万人の兵士を迎え撃つことになったイ・サン。
無謀とも思える戦いを前に、イ・サンが自らの部下たちに語りかけるシーン雷





世孫の身ながら、すでに王としての自覚が備わっているイ・サンのセリフ。これを聞いた部下たちは、どんな状況でもイ・サンを守ることを心に誓うexclamation



大学の語学センターにあった韓国語の教材をちらっと見たときに見つけました目ぴかぴか(新しい)

何か切ないけど主人公の決意に感動したので挙げてみましたexclamation×2


ジャンケン.jpg

「戦わずして勝利はないのじゃーーー!!(o゚ロ゚)ノ‥‥…━━━━━☆」


(チップ)




posted by chu-o at 14:09| Comment(1) | TrackBack(0) | ハングルのひきだし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする